クレーンの組立て・解体
作業指揮者の選任と3つの仕事
先に答え
組立て・解体は作業指揮者を選任する
事業者は関係する作業従事者以外の区域への立入禁止や、危険が予想される悪天候時の作業禁止も行います。指揮者は方法・配置の決定、点検・不良品排除、保護具の使用監視を担います。
クレーン等安全規則第33条 ↓この記事で確認すること
01 事業者が講じる3つの措置
事業者が講じる3つの措置
クレーン等安全規則第33条第1項は、指揮者を選任して指揮させること、作業区域への関係する作業従事者以外の立入りを禁止すること、危険が予想される悪天候時に作業を行わせないことを定めます。
立入禁止は見やすい箇所への表示その他の方法で行い、表示以外の方法によるときも区域が立入禁止である旨を見やすい箇所に表示します。人に一度伝えれば表示の確認は不要、と短縮しないでください。
02 第33条第2項の指揮者の仕事
第33条第2項の指揮者の仕事
| まとまり | 内容 |
|---|---|
| 決定・指揮 | 作業方法と労働者配置を決定し指揮 |
| 点検・排除 | 材料、器具・工具を点検し不良品を除く |
| 監視 | 墜落制止用器具等と保護帽の使用状況 |
03 指揮者が行うのは配置・点検・監視
指揮者が行うのは配置・点検・監視
第2項は、作業方法と労働者の配置の決定及び指揮、材料の欠点と器具・工具の機能の点検及び不良品の排除、作業中の墜落制止用器具等と保護帽の使用状況の監視を挙げます。
「指揮者は全体を見る」と抽象的に覚えるより、作業前に決めること、使う物を点検すること、作業中に監視することへ分けると説明しやすくなります。運転合図者の義務とは別の表にしましょう。
04 運転時の強風中止との違い
運転時の強風中止との違い
第33条の悪天候は強風だけでなく、大雨・大雪等も含み、作業の実施について危険が予想される場合です。組立て・解体の作業条件を、屋外走行クレーンの逸走防止の瞬間風速の数値に置き換えないでください。
直前の確認では「誰を選ぶか」「誰を入れないか」「いつ作業をさせないか」を事業者の欄へ書き、指揮者の3つの仕事を横に並べます。主語の入替えによる理解の抜けを確認できます。
よくある質問
指揮者は合図だけを行いますか?
第33条では作業方法・配置の決定、材料や工具の点検、不良品排除、保護具使用の監視も担当します。
雨や雪は条文の対象外ですか?
強風、大雨、大雪等の悪天候で危険が予想されるときは、作業を行わせてはならないとしています。
出典と確認日
数値・条文は次の一次資料で確認しています。確認日: 2026-11-07
条文の条件を受験学習向けに整理しており、公表試験問題の転載や出題頻度の集計ではありません。
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