並置クレーンの修理・点検
監視人とストッパーは何を防ぐ?
先に答え
並置クレーンの修理は衝突・接触を防ぐ
同じランウエイのクレーンの修理・調整・点検
監視人やストッパー等の措置を確認します。修理する機械を止めるだけでは周囲の危険もなくなるとは限りません。
クレーン等安全規則第30条 ↓この記事で確認すること
01 同じ走行路の別のクレーンを見る
同じ走行路の別のクレーンを見る
クレーン等安全規則第30条は、同一のランウエイに並置された走行クレーンの修理、調整、点検等の作業を対象にします。作業対象の機械が停止していても、同じランウエイ上を別の機械が走れば衝突する危険が残ります。
名称の暗記では「並置」を、単に同じ建物に置いてあることと捉えないようにします。同一のランウエイという配置条件まで書くと、条文が想定する危険を説明できます。
02 第30条の整理
第30条の整理
| 区分 | 内容 |
|---|---|
| 配置条件 | 同一ランウエイの並置走行クレーン |
| 作業 | 修理・調整・点検等、又は接触危険箇所での作業 |
| 危険防止措置の例 | 監視人、ランウエイ上のストッパー等 |
03 対象は修理する機械の上だけではない
対象は修理する機械の上だけではない
ランウエイ上その他、走行クレーンが労働者に接触して危険を生ずるおそれのある箇所での作業も対象です。機械を修理していないから第30条に関係しない、と早く判断しないでください。
図では、作業者、作業対象のクレーン、隣のクレーンの位置を別の印で示します。それぞれの移動経路が交わる箇所を見つけると、機械同士の衝突と人への接触の2つの危険が整理できます。
04 列挙された措置を目的とつなぐ
列挙された措置を目的とつなぐ
条文は、監視人を置くこと、ランウエイ上にストッパーを設けること等を挙げます。「等」を含む危険防止措置の規定で、列挙した単語だけをどの作業にも機械的に当てはめるものではありません。
第30条を説明するときは「何を置くか」の前に「どの衝突・接触を防ぐか」を言いましょう。始業前点検の項目や定期自主検査の周期とは、作業者を守る措置の論点が異なります。
よくある質問
修理するクレーンを止めれば十分ですか?
同じランウエイの別のクレーン等による衝突・接触の危険にも措置が必要です。
ランウエイ上の作業も対象ですか?
対象です。走行クレーンの接触により危険を生ずるおそれのある箇所での作業を含みます。
出典と確認日
数値・条文は次の一次資料で確認しています。確認日: 2026-11-07
条文の条件を受験学習向けに整理しており、公表試験問題の転載や出題頻度の集計ではありません。
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