クレーンの安全弁の調整
作動圧力とジブクレーンの基準
先に答え
安全弁は定格荷重相当の圧力以下で作用
水圧・油圧を動力とするクレーンの原則
| ジブクレーン以外 | ジブクレーン | |
|---|---|---|
| 圧力の基準 | 定格荷重に相当する荷重をかけたときの圧力以下 | 最大の定格荷重に相当する荷重をかけたときの圧力以下 |
この記事で確認すること
01 過度の昇圧を防ぐ装置を対象にする
過度の昇圧を防ぐ装置を対象にする
クレーン等安全規則第20条が対象とするのは、水圧又は油圧の過度の昇圧を防止する安全弁です。電気で動くすべてのクレーンに同じ弁の規定を当てはめるわけではありません。
学習メモでは「安全装置」という大見出しの下にまとめるだけでなく、動力、抑える異常、調整の基準量を並べます。巻過防止装置の間隔の数値と、安全弁の圧力の条件を別の欄に置きましょう。
02 第20条の読み分け
第20条の読み分け
| 対象 | 原則の圧力基準 |
|---|---|
| ジブクレーン以外 | 定格荷重に相当する荷重をかけたときの圧力以下 |
| ジブクレーン | 最大の定格荷重に相当する荷重をかけたときの圧力以下 |
03 ジブクレーンは最大の定格荷重で読む
ジブクレーンは最大の定格荷重で読む
一般の定格荷重と、ジブクレーンの最大の定格荷重という書き分けを確認します。ジブの姿勢による定格荷重の違いを無視して、どの状態の値でも使えると覚えると条件が抜けます。
条文の比較語は、その基準に相当する圧力「以下」です。「以上で作動する」と覚えると逆になります。圧力の具体値は機械ごとの条件によるため、共通の数値をここで置くことはしません。
04 例外は荷重をかける根拠まで確認する
例外は荷重をかける根拠まで確認する
第20条ただし書は、第23条第2項による定格荷重を超える使用、又は第12条による荷重試験・安定度試験の場合に、その場合の圧力で作用するよう調整するときを扱います。通常運転で自由に設定を上げられる意味ではありません。
試験では「試験時だから例外」とだけ覚えず、条文が指定する使用・試験と、対応する圧力への調整をセットで確認します。実機の調整は所定の管理手順に従い、学習上の整理だけで変更しないでください。
よくある質問
安全弁は基準圧力以上で作動しますか?
第20条の原則は、定格荷重等をかけたときの圧力に相当する圧力以下で作用するよう調整することです。
例外は通常作業でも自由に使えますか?
使えません。ただし書が挙げる定格荷重超過の使用や試験と、その場合の圧力への調整という条件があります。
出典と確認日
数値・条文は次の一次資料で確認しています。確認日: 2026-11-07
条文の条件を受験学習向けに整理しており、公表試験問題の転載や出題頻度の集計ではありません。
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