クレーン運転士ドリル

クレーン限定と限定なしの違い

床上運転式・床上操作式も整理

更新日: 出典・確認日 ↓

先に答え

デリックも運転するなら限定なし

限定なしクレーン限定
運転対象クレーン及びデリッククレーン
デリックの知識・法令学科範囲に含む学科範囲から除く

床上運転式クレーン限定の免許と床上操作式クレーン運転技能講習も別です。

安全衛生技術試験協会:限定なしの試験科目・免除・申請 ↓
この記事で確認すること

01 免許の限定は運転できる範囲の違い

免許の限定は運転できる範囲の違い

免許の区分対象となる範囲
限定なしクレーン及びデリック
クレーン限定クレーン
床上運転式クレーン限定床上運転式クレーン

「クレーン・デリック」という名前にデリックが入っていても、クレーン限定ではデリックの運転を含みません。自分の担当設備の名称・形式・つり上げ荷重を職場で確認し、必要な区分を決めます。

02 学科はデリックの知識と法令が分かれる

学科はデリックの知識と法令が分かれる

限定なしはクレーン関係とデリック関係の知識・法令を含みます。クレーン限定ではデリック関係知識とデリック関係法令を除きます。電気や力学がなくなるわけではありません。

免除なしでは両区分とも学科は各科目1⁠0⁠問、合計4⁠0⁠問です。範囲が狭いから試験時間や問題数も比例して少なくなると考えず、受ける区分に対応した教材で練習します。

03 床上運転式と床上操作式を混ぜない

床上運転式と床上操作式を混ぜない

床上運転式クレーン限定は免許の区分です。一方、床上操作式クレーン運転技能講習は、床上で運転し運転者が荷の移動とともに移動する方式のクレーンの運転に関わります。クレーン等安全規則第⁠2⁠2⁠条では、免許を要する業務に対する技能講習修了者の扱いを定めています。

設備の操作位置や移動の仕方を確認し、「床でボタンを押すから同じ」と決めないでください。床上運転式の実技教習修了を、クレーン限定の実技全部免除として扱うこともできません。

04 移動式クレーンと限定解除は別に考える

移動式クレーンと限定解除は別に考える

移動式クレーン運転士は別の免許です。「⁠限⁠定⁠な⁠し⁠」という言葉から、移動式クレーンまで一括で運転できると読まないようにします。

クレーン限定免許を得た後にデリックが必要になった場合、クレーン限定解除の試験があります。受験資格と免除範囲が初回の限定なし試験とは異なるため、現有免許をもとに協会の専用案内を確認します。

よくある質問

限定なしなら移動式クレーンも運転できますか?

移動式クレーン運転士は別の免許です。この試験の限定なしを、すべての揚重機械の資格と読み替えないでください。

クレーン限定は力学が出ませんか?

力学は範囲に入ります。除かれるのはデリック関係知識とデリック関係法令です。

出典と確認日

数値・条文は次の一次資料で確認しています。確認日: 2026-11-07

学習の進め方は当記事の提案です。

このサイトは公益財団法人安全衛生技術試験協会とは関係のない学習用サービスです。法令の解釈や実務での運用は、所管の官公庁や専門家に確認してください。編集方針

関連する記事