二級ボイラー技士ドリル

二級ボイラー技士の水管理

給水・ボイラー水・吹出しをつなげて覚える

更新日: 出典・確認日 ↓

先に答え

給水の管理とボイラー水の濃縮管理は別

給水ボイラー水
水の位置ボイラーに送り込む水内部で加熱されている水
管理の観点スケール付着やスラッジ沈殿を防ぐ吹出しで濃縮を防ぐ
資源エネルギー庁の判断基準・ボイラー則 ↓
この記事で確認すること

01 給水とボイラー水を区別する

給水とボイラー水を区別する

給水はボイラーに送り込む水、ボイラー水は内部で加熱されている水です。蒸気として水が出ていく過程で、内部の水質は給水と同じままとは限りません。給水の状態を確認することと、内部の濃縮を管理することを分けて整理してください。

資源エネルギー庁の判断基準は、伝熱管へのスケール付着やスラッジ沈殿を防ぐよう給水の水質に関する管理標準を設定することを示しています。具体的な水質基準をどのボイラーにも同じ数字で当てはめず、適用する条件と規格を確認します。

02 水質と伝熱をつなげて考える

水質と伝熱をつなげて考える

学ぶ対象整理する視点
スケール伝熱面への付着を防ぐ水質管理
スラッジ沈殿・蓄積を防ぐ管理
ボイラー水の濃縮蒸発が続く運転中の水質変化
水処理装置機能の異常がないか検査する対象

「水を入れていればよい」と水位だけに注意を向けると、水質の問題を見落とします。水位を維持する目的と、水質を保って設備を守る目的を区別してください。出⁠典:資源エネルギー庁の判断基準、ボイラー則第⁠3⁠2⁠条。

03 吹出しの目的と作業の条件

吹出しの目的と作業の条件

ボイラー則第⁠2⁠5⁠条⁠第⁠1⁠項⁠第⁠6⁠号は、適宜吹出しを行い、ボイラー水の濃縮を防ぐことを定めています。第⁠3⁠1⁠条では、1⁠人で同時に2以上のボイラーの吹出しを行わないこと、吹出し中に他の作業を行わないことを定めています。

目的だけ覚えて作業の条件を落とさないようにしましょう。「⁠1⁠人⁠で⁠同⁠時⁠に⁠」「⁠他⁠の⁠作⁠業⁠」という言葉が判断の軸です。実際の弁操作や吹出し量を、学科の短いまとめだけから決めるものではありません。出⁠典:e-Govのボイラー則。

04 学習では原因・影響・対策を並べる

学習では原因・影響・対策を並べる

  1. 蒸発が続くと内部の水の状態がどう変わるか説明する。
  2. 付着物や沈殿を防ぐために、給水側で何を管理するか整理する。
  3. 吹出しの目的を説明し、給水管理との違いを答える。
  4. 法令の作業条件を、対象と同時作業の可否まで含めて確認する。

水が不足したときの安全装置は低水位の記事、点検や検査の区別は法令の記事へ進んでください。

よくある質問

吹出しさえすれば給水の水質管理はいりませんか?

給水の水質管理と内部の濃縮を防ぐ管理は役割が違います。片方だけで済むと覚えないでください。

一人で複数台の吹出しを同時にできますか?

ボイラー則第⁠3⁠1⁠条は、1⁠人で同時に2以上のボイラーの吹出しをしないことを定めています。

出典と確認日

数値・条文は次の一次資料で確認しています。確認日: 2026-11-07

更新履歴

  • — 一次資料を確認して初版を作成。

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