二級ボイラー技士ドリル

二級ボイラー技士の計算

空気比・伝熱面積の式と単位の読み方

更新日: 出典・確認日 ↓

先に答え

計算は求める量・式の条件・単位から確認

  1. 設問が何を求めるかを読む
  2. 与えられた量と単位をそろえる
  3. 該当する条件と式を決めて数値を入れる
資源エネルギー庁「判断の基準」 ↓
この記事で確認すること

01 空気比は何を何で割るかを確認

空気比は何を何で割るかを確認

空気比は「実際空気量÷理論空気量」という関係です。分子と分母を逆にしないように、理論量を基準として実際量を比べると説明します。比較する空気量の単位や状態がそろっているかも確認してください。

資源エネルギー庁の判断基準に掲載された酸素濃度を用いる式は、空気比=21÷(21−排ガス中の酸素濃度〔%〕)です。21は式に示された定数で、酸素濃度は百分率の数値で扱います。適用条件のある式として読み、別の分析条件や実機の操作値に無条件で当てはめないようにします。出⁠典:判断基準の空気比算定。

02 伝熱面積は条文の目的で計算を分ける

伝熱面積は条文の目的で計算を分ける

ボイラー則第⁠2⁠4⁠条⁠第⁠2⁠項は、作業主任者の選任に使う伝熱面積の合計の算定を定めています。貫流ボイラーは伝熱面積に1⁠0⁠分の1を乗じ、火気以外の高温ガスを加熱に利用するボイラーは2⁠分の1を乗じる扱いです。

第⁠2⁠4⁠条の選任用の扱い確認する条件
貫流ボイラーの換算伝熱面積×1/10
火気以外の高温ガスを加熱に利用するもの伝熱面積×1/2
法令の小規模ボイラーに該当するもの同条第2項第3号に該当するものは算入しない
所定の自動制御装置を備えるもの同項第4号の条件により最大のもの以外を算入しないことができる

どの面積計算でも一律に割るわけではありません。第⁠2⁠条の伝熱面積そのものの算定と、第⁠2⁠4⁠条の選任用の合計を区別します。出⁠典:ボイラー則第24条。

03 式に入れる前の確認手順

式に入れる前の確認手順

  1. 設問が空気比、面積、その他の何を求めるか読む。
  2. 与えられた量と単位を書き出す。
  3. 比率と百分率、面積と体積、圧力の単位を取り違えていないか確認する。
  4. 該当する条件と式を決めてから数値を入れる。
  5. 結果の単位と大小関係を確認する。

答えの桁が合わない場合、計算を繰り返す前に単位と式の条件を見直します。計算ができても、選任基準の「⁠未⁠満⁠」「⁠以⁠上⁠」を読み違えると判断を誤ります。

04 電卓は使用条件を先に確かめる

電卓は使用条件を先に確かめる

協会の現行案内は、列挙された機能のみの電卓の使用を認めています。関数電卓やスマートフォン内蔵の電卓は使えません。機種の条件は受験の注意事項で確認し、普段から当日使う機種で操作を練習してください。

面積の条件を詳しく知りたい人は作業主任者の範囲、空気比の意味は燃料・燃焼に進めます。

よくある質問

数字を入れるだけの練習で足りますか?

条件と単位を取り違えると式が合っていても答えが変わります。何を求める式か説明してから計算しましょう。

貫流ボイラーの面積はいつでも1⁠0⁠分の1ですか?

第⁠2⁠4⁠条の作業主任者選任に用いる合計の算定の扱いです。面積に関するすべての規定に共通する換算ではありません。

出典と確認日

数値・条文は次の一次資料で確認しています。確認日: 2026-11-07

更新履歴

  • — 一次資料を確認して初版を作成。

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