二級ボイラー技士の実技講習はいつ受ける?学科との順番・20時間の位置づけ
先に答え
実技講習は学科の前でも合格後でもよい
免許交付要件を満たす方法の一つで学科の受験資格ではありません。受験準備講習やボイラー取扱技能講習とは目的が違います。
日本ボイラ協会「ボイラー実技講習」 ↓この記事で確認すること
01 20時間の講習は免許交付要件の一つ
20時間の講習は免許交付要件の一つ
日本ボイラ協会は、ボイラー実技講習を法令で定められた20時間の講習と案内しています。ボイラー及び圧力容器安全規則第97条第3号イには、登録を受けた者のボイラー実技講習修了と二級免許試験合格によって免許を受けるルートが定められています。
同条には一定の実地修習など別のルートもあります。全員に実技講習が必須という意味ではありません。経験の証明が難しい人は、自己判断で免除扱いにせず、労働局や監督署に要件と証明方法を確認してください。
02 先に受ける場合・後で受ける場合
先に受ける場合・後で受ける場合
| 順番 | 向いている状況 | 予定を立てるときの確認 |
|---|---|---|
| 講習→学科 | 実物と専門語を結び付けてから勉強したい | 学科の申込を忘れず、講習だけで免許が出ると思わない |
| 学科→講習 | 先に試験の予定を確定し、合格後に受講したい | 希望する講習の定員・開催日を早めに調べる |
どちらも制度上可能です。就職・配置までに免許証が必要なら、試験合格日だけでなく、講習修了と交付申請の時間も確保します。出典:日本ボイラ協会の通信教育案内。
03 名前の似た講習を取り違えない
名前の似た講習を取り違えない
| 名称 | 主な目的 |
|---|---|
| ボイラー実技講習 | 二級免許の交付要件の一つとなる講習 |
| ボイラー取扱技能講習 | 法令で定める小規模ボイラーの取扱い資格に関する講習 |
| 受験準備講習 | 学科試験の学習支援。これ自体で学科合格にはならない |
「技能講習を修了した」だけで二級免許を申請できるとは限りません。同規則第97条の技能講習ルートには、その後の取扱経験の条件があります。申し込む講習名を修了証の用途と照合してください。
04 申込前に確認すること
申込前に確認すること
- 登録講習機関のボイラー実技講習であること。
- 講習日数ではなく、指定された全日程と会場に参加できること。
- 受講料・テキスト代・持ち物・服装・欠席時の扱い。
- 氏名の表記と修了証の交付方法。
講習料と開催日は機関ごとに確認します。修了証は免許申請に使うため、学科の合格通知書と一緒に保管しましょう。取得費用と免許申請も確認すると、受験後の手続きまで見通せます。
日本ボイラ協会のFAQは、ボイラー実技講習修了証には現行法令上の有効期間がないと案内しています。修了証を紛失したときは、受講した支部または講習機関に再交付を相談してください。出典:実技講習のFAQ。
よくある質問
講習だけで二級免許は取れますか?
実技講習を使うルートでも二級免許試験の合格が必要です。受験準備講習の受講も合格の代わりにはなりません。
実務経験があれば受講しなくてよいですか?
法令が定める別の交付要件に該当し、必要な証明ができれば実技講習以外のルートを利用できます。勤務年数だけで判断せず、扱った設備と経験内容を確認してください。
出典と確認日
数値・条文は次の一次資料で確認しています。確認日: 2026-11-07
- 日本ボイラ協会「ボイラー実技講習」
- e-Gov法令検索「ボイラー及び圧力容器安全規則」
- 日本ボイラ協会「二級ボイラー技士免許の取得について」
- 厚生労働省「免許試験合格者等のための免許申請書等手続の手引き」(二級ボイラー技士免許)
- 日本ボイラ協会「通信教育のご案内」(講習と受験の順番)
更新履歴
- — 一次資料を確認して初版を作成。
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